・再婚の婚活をしているけれど、どうしても前の結婚のことが頭から離れない。
・新しいお相手と会っているのに、ふとした瞬間に元夫・元妻の顔が浮かんでしまう。
・「また同じことになるんじゃないか…」という不安が、なかなか消えない。
そんな気持ちを抱えながら婚活をしている方、とても多いです。私は再婚バツイチの方専門の結婚相談所を運営しています。そのため、元夫・元妻とのトラウマのお話をよくお聞きます。
離婚という経験は、本当に辛いものです。会員様の経験談を聞いていく中でつくづくそう思います。そしてその傷は、そう簡単には癒えないもの。でも、だからこそ今あなたが前に進もうとしていることはすごいことだと思います。
このブログでは、トラウマがあることで婚活に支障が出やすい「よくある3つの悩み」と、それぞれに対する向き合い方をお伝えしたいと思います。少しでも気持ちが楽になって、婚活への一歩が踏み出しやすくなれば嬉しいです。
よくある悩み①新しいお相手を、元夫・元妻と比べてしまう
婚活でお相手と会ったとき、無意識のうちに元パートナーと比べてしまうことがあります。
・「前の夫も最初はこんな感じだった」
・「元妻と同じような話し方をする」
こういった比較が出てきてしまうと、新しいお相手をフラットな目で見られなくなってしまいます。冷静にお相手を見られなくなってしまいます。
特に、前の結婚でひどいトラウマ経験があると、相手の何気ない言動に過剰に反応してしまうことがあります。例えば、怒鳴られてもいないのに、びくっとしてしまう。優しくされると、「何か裏があるんじゃないか」と疑ってしまう。まさに、トラウマの影響です。
大切なのは、「今目の前にいるお相手は、元夫・元妻ではない」と意識すること。でも頭でわかっていても難しいです。比較してしまいそうになった時に、「これは過去の経験からきているんだな」と自分でトラウマに気づくだけでも、ずいぶん気持ちは楽になります。
よくある悩み②また同じ失敗をしてしまうのではないかという不安
・「あの時うまくいかなかったのは、自分に何か問題があるからかもしれない」
・「また同じ結果になってしまうのではないか」
こんな不安を抱えながら再婚の婚活をしている方、とても多いです。でもこの感覚は、真剣に前の結婚に向き合っていた証拠でもあります。でもこの不安が強くなりすぎると、お見合いや交際に積極的になれなくなってしまいます。「どうせうまくいかない」という気持ちが先に出てきてしまって、婚活そのものが苦しくなってしまうんですね。
前の結婚を「失敗」としてではなく、「たくさん学んだ経験」として捉え直すことが大切です。どんな結婚生活でも、学べたことはあるはず。
「次の結婚ではこうしたい」
「この部分は気をつけよう」
こんな気づきがあるのなら、それはすでに成長している証拠です。同じ失敗を繰り返すのではなく、経験を活かせる人になっている。そう考えてみてください。
よくある悩み③ 離婚のことを話すのが怖い、辛い
再婚の婚活では、お相手から「どうして離婚されたのですか?」と聞かれる場面が必ずあります。でも、離婚理由を口にすること自体が、辛い記憶を呼び戻してしまう方もいます。
・「思い出すだけで気持ちが落ち込む」
・「うまく言葉にできない」
・「話したくない」
このように離婚理由が辛すぎて話せないという場合は、まだ気持ちの整理がついていないサインかもしれません。そういう場合は、焦って婚活を急ぐより、少し時間を置くことも大切な選択肢です。
婚活を続けていくうえでは、離婚理由はいずれお相手に伝える必要があります。その時に大切なのは、「離婚の経緯」だけでなく、「そこから何を学んで、次の結婚でどうしていきたいか」を一緒に伝えることです。
前の配偶者のせいにするのではなく、「自分にも至らない部分があった。次はこういう関係を築いていきたい」という言い方ができると、お相手にもあなたの誠実さと前向きさが伝わります。説明の仕方はあらかじめ考えておくと、いざという時に落ち着いて話しやすくなりますよ。
トラウマと向き合うための、3つの視点
ここまでよくある悩みをお伝えしてきました。では、トラウマとどう向き合えばいいのか。3つの視点をお伝えします。
① トラウマの記憶を消す必要はない
過去の記憶は消せません。でも、「消す」必要はありません。消すのでなく「消化」してほしい。「消化」とは言い換えると「トラウマの経験と折り合いをつけること」です。消化できるようになってきたサインとは例えば、
・「感情が激しく揺れなくなってきた。」
・「冷静に話せるようになってきた。」
消化できてきているサインです。
② 「今のお相手」に集中する習慣をつける
お見合いや交際中、過去の記憶が浮かんできたら、「今、目の前にいるこの人はどんな人だろう」と意識を戻してみてください。新しいお相手は、元夫・元妻とは別の人間です。先入観なく、今目の前の人を見る練習をしていきましょう。
③ 一人で抱え込まない
誰かに話を聞いてもらう。それだけで楽になることがあります。信頼できる友人、家族、あるいはカウンセラーに話せる環境を作っておくことは、婚活を続ける上でとても大切です。私は結婚相談所で会員様のカウンセラーの立場ですが、この役割はとても大きいです。
まとめ
元夫・元妻へのトラウマがあることで再婚が難しいのでは?と考えてしまう方もいらっしゃいます。でもそんなことはありません。
むしろ、一度結婚を経験し、辛い思いをしながらも「もう一度幸せになりたい」と前を向いているあなたには強みがあります。辛い経験を乗り越えた忍耐力は人間性の成長を表すもの。経験から得られた人間性の高さは、結婚生活を送るためにとても大切なものです。
トラウマについて大切なことは、過去を消そうとするのではなく、過去と向き合い、消化することだと思います。そして、今目の前にいるお相手を、先入観なくきちんと見ていくことです。焦る必要はありません。あなたのペースで、少しずつ前に進んでいってほしいと思います。
決まり次第お知らせします。