再婚は幸せになれる?幸せな再婚をした人の4つの特徴

「再婚して、幸せになれるだろうか?」

一度結婚生活に区切りをつけた方が、再婚を考えはじめたときに必ず立ち止まるのが、この問いだと思います。私は再婚・バツイチの方に特化した結婚相談所を運営し、日々婚活のサポートをさせていただいています。その中で、再婚して幸せな家庭を築いていかれる方には、はっきりとした共通点があると感じるようになりました。

このブログでその4つの特徴をお伝えします。結論から言うと、再婚で幸せになれるかどうかは、生まれ持った性格や条件ではありません。お相手を見るときに、どこを見ているかです。いくらでも変えられる部分です。

再婚は幸せになれる?まず数字を見てみます

厚生労働省の人口動態統計によると、令和6年(2024年)の婚姻件数は48万5,063組、離婚件数は18万5,895組でした。

よく「3組に1組が離婚する」と聞いたことがあると思います。この2つの数字を割ると約38%になるので、そこから来ているのですね。ただ、正確な計算ではありません。その年に結婚した夫婦と離婚した夫婦は別の人たちで、何十年も連れ添った末の離婚も含まれているからです。

なので、「3組に1組」という数字におびえる必要はありません。一方で、年間18万組を超える方が離婚されているのも事実です。離婚は、誰にでも起こりうることです。

では、再婚はどうでしょうか。同じ統計で、令和6年の婚姻のうち再婚が占める割合は、夫が17.9%、妻が15.6%でした。およそ6組に1組は、どちらかが再婚というケースです。多いと感じませんか?決して珍しいことではないのです。

ただ、大切なことは数の話ではないと私は思っています。再婚できるかどうかではなく、再婚してあなたが幸せになれるかどうか。ここがとても大切なところです。一度つらい思いをされたからこそ、次こそはという気持ちが強いはずです。あなたのその気持ちに、このブログが少しでもお役に立てばと思います。

幸せな再婚をした人に共通する4つの特徴

日々ご相談をお受けする中で見えてきた共通点は、次の4つです。

  1. 離婚の原因を、元のお相手のせいだけにしていない
  2. 条件よりも「相性」を重視している
  3. 再婚を焦っていない
  4. 信頼できる人のアドバイスに耳を傾けられる

ひとつずつお話ししますね。

① 離婚の原因を、元のお相手のせいだけにしていない

離婚に至る理由はさまざまです。

令和6年の司法統計年報(家事編)によると、離婚調停を申し立てた動機の1位は、男女ともに「性格が合わない」でした。夫側では15,396件のうち9,233件、妻側では43,033件のうち16,503件がこの理由を挙げています。2位以降は、妻側が「生活費を渡さない」「精神的に虐待する」、夫側が「精神的に虐待する」「異性関係」と続きます。

ただし、この統計は家庭裁判所に調停を申し立てた方の集計です。日本の離婚の多くは、裁判所を通さない協議離婚で成立しています。ですので、これは「話し合いでは解決できなかったケースの傾向」と捉えるのが正確です。

そのうえで申し上げます。元のお相手からの暴力やモラハラ、不貞など、明らかにお相手に原因があるケースは確かにあります。そうした場合、ご自身を責める必要はまったくありません。

しかし、それ以外の多くのケースでは、どちらか一方だけが100%悪いということは、まずありません。再婚後に幸せになっていかれる方は、このことをよく理解されています。「自分にも至らないところがあった」と認め、同じことを繰り返さないように気をつけていらっしゃる。

これは、自分を責めることとは違います。自分を責めても次には進めません。起きたことを冷静に振り返り、次に活かす。 その姿勢がある方は、次の結婚生活でも同じように、問題が起きたときに向き合うことができます。

② 条件よりも「相性」を重視している

先ほど見たとおり、離婚の動機として最も多く挙げられているのは「性格が合わない」でした。つまり、穏やかな結婚生活に一番必要なのは、お相手との相性だということです。再婚して幸せになる方は、ここをよく分かっていらっしゃいます。

では、相性の良さとは何でしょうか。私は、一緒にいて居心地がよいかどうかだと思っています。具体的には下記の3点です。

  • 一緒にいて、安心できるか
  • 沈黙の時間が、苦にならないか
  • 自分を大きく見せなくても、素のままでいられるか

この3つ。相性を確かめる上でとても大切な部分です。結婚に必要なのはドキドキするような強い高揚感ではありません。むしろ、その反対にあるものです。

ここで誤解のないようにお伝えしたいのですが、「条件のハードルを下げましょう」というのは、妥協しましょうという意味ではありません。見る場所を変えましょう、ということです。学歴、職業、年収、外見、年齢。こうした条件は、確かに大切です。生活がかかっていますから、無視はできません。ただ、条件だけで絞り込んでいくと、その方の人柄が見えなくなります。

条件はプロフィールに書いてあるので、分かります。でも相性は、何度かお会いして、一緒に時間を過ごしてみないと分かりません。分かりにくいほうを見ようとする手間を惜しまない方が、結果として幸せな再婚に近づいていかれます。

③ 再婚を焦っていない

再婚を望む理由として、よくお聞きするのは次のようなお気持ちです。

  • 一人でいるのが寂しい
  • 子どもに、もう一度家庭を用意してあげたい
  • 年齢的に、そろそろ動かないと

どれも自然な気持ちだと思います。私自身、40代半ばで妻を病気で亡くし、シングルファーザーとして子どもを育てながら再婚を目指しました。早く子どもに安心できる環境を、と気持ちが急いた時期が確かにありました。ですが、焦った状態でのお相手選びは、ほぼうまくいきません。

焦ってしまうと、お相手を知るための時間をおろそかにしてしまいます。「この人でいいだろうか」と考える前に、「早く決めなければ」が先に来てしまう。その結果、お相手への理解が浅いまま次の段階へ進み、あとになって「こんなはずではなかった」となる。

なお、以前は女性に「再婚禁止期間」という制度があり、離婚後100日間は再婚できませんでした。この規定(民法733条)は2024年4月1日の改正民法施行によって廃止され、現在は女性も離婚後すぐに再婚することが可能です。つまり、制度としては何も待つ必要がなくなりました。だからこそ、ご自身の気持ちの準備が大切になってきます。

私の結婚相談所にも、焦りから動き出そうとされる方がいらっしゃいます。そんなときは、すぐに婚活の話はしません。まずはこれまでの経緯とお気持ちをゆっくり伺って、落ち着いていただくことを第一に考えています。丁寧にお相手を知る時間をとった方のほうが、結果的に早く、そして良いご縁に恵まれています。

④ 信頼できる人のアドバイスに耳を傾けられる

4つ目は、人の意見を受け止められることです。もちろん、どんな意見でも聞くべきという話ではありません。的外れな助言もありますし、残念ながら、あなたが幸せになることを面白く思わない人もいます。そうした声まで真に受ける必要はまったくありません。

大切なのは、あなたの幸せを本当に願ってくれている人の意見です。ご家族、信頼できるご友人。そういう方が何か言ってくださったときに、一度受け止められるかどうか。再婚で幸せになる方は、ここができます。「二度と同じ思いはしたくない」という思いが本気だからこそ、素直に聞けるのだと思います。

逆に難しいのが、周りが揃って心配しているのに、自分の考えだけで突き進んでしまうケースです。恋愛感情が強いときほど、人の話は耳に入らなくなります。お気持ちは分かります。ただ、周りが心配するときには、たいてい理由があります。

もし身近に相談できる方がいらっしゃらない場合、あるいは「離婚したことを知られているので相談しにくい」と感じる場合は、第三者を頼るのもひとつの方法です。例えば私のような婚活のカウンセラーは、感情から少し離れた場所から状況を見ることができます。

まとめ|幸せな再婚は「どこを見るか」で決まる

再婚して幸せになる方の4つの特徴を、もう一度まとめます。

① 離婚の原因を、元のお相手のせいだけにしていない
冷静に前の結婚を振り返り、次に活かせる方。

② 条件よりも「相性」を重視している
一緒にいて安心できるか、居心地が良いかを見ている方。

③ 再婚を焦っていない
お相手を知るための時間を惜しまない方。

④ 信頼できる人のアドバイスに耳を傾けられる
本気で幸せになりたいからこそ、素直に聞ける方。

この4つはすべて、これから意識すれば身につけられることです。ですから、「自分は再婚しても幸せになれないのではないか」と思う必要はありません。見る場所さえ変えれば、道は開けます。

一度目の結婚でうまくいかなかったこと、そこで感じた痛みは、次の結婚生活で必ず活きてきます。何が大切で、何がそうでないかを、あなたはすでに知っているからです。それは初婚の方にはない、大きな強みだと私は思っています。

あなたが再婚の婚活に前向きに取り組めることを願っています。
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